玄関を開けた瞬間の、懐かしい空気。
お気に入りの毛布に、顔を埋める瞬間。
窓を開け放した時の、頬を撫でる風。
私たちは日々を過ごす中で、
さまざまな香りに触れています。
特に家で過ごす時間が長くなってきている今、
香りはふとした瞬間の気持ちの切り替えや、
心地よさを感じられる
重要なエレメントであると
考えています。
自然から抽出し調香した「家の香り」は、
場所や時間、記憶と混じり合い、醸され、
家紋のように、世代を超えて引き継いでいく。
少しずつ形を変えながらも、
思いはそのままに。
そこに生きる自分や、ともに生きる人と作り上げ、
分かち合う、生活のあかし。
2021年7月東京・蔵前にオープンした「kako〈家香〉」に続く、”家の香り”を調香する専門店です。鎌倉の「kako
-a
scent-」では、直感にフォーカスし、30種類以上のシングルエッセンシャルオイルから、お客様ご⾃⾝が心地良いと感じる香りをハーモナイズし、よりシンプルに極めた調香ワークショップを体験できます。
家で過ごす時間が長くなってきている今、ふとした瞬間の気持ちの切り替えや心地よさを感じられる”家の香り”。情報の約8割は視覚から入ってくると言われていますが、1つの感覚だけではなく、全身を使って自らを取り巻く環境を享受することが大切です。香りは乱れてしまった自分の感情や精神を調節していく作用があるもの。心地よいと感じる香りを紐解いていくと、自身のコンディションを知ることができます。
疲れたとき、パワーが欲しいとき、落ち着きたいとき。自身の心や身体が何を求めているのかに耳を傾け、素直に向き合い、体の隅々まで意識を巡らせることが、より精神的な美しさへと導きます。